FC2ブログ

スポンサーサイト 

カテゴリ:スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

★安曇野市を訴えた行政訴訟の中間判決について★ 

カテゴリ:一般廃棄物許可の安曇野市との裁判

9月16日に出された「中間判決」について 経緯と内容

私たちが安曇野市を訴えている行政裁判の中間判決が出されました。
その経緯と判決内容についてお知らせします。
※中間判決とは裁判で複数の争点を整理・絞り込むために行われる。

●経緯
私たちは、安曇野市がM社に一般廃棄物処理業の許可をしたことを受け、
この地域を公害から守るためには、訴訟を起こす必要があると考えました。
これについて、地元の弁護士に相談した時、
「原告適格がないと言われて裁判に入ることができないかもしれない」と言われました。
(「原告適格」とはそもそも訴える資格があるかどうかということ)
それでもあきらめずに東京の樋渡弁護士に相談に行き、訴訟に持ち込んだのでした。

私たちが安曇野市を相手に裁判に訴えたことに対し、まず初めに市の弁護士は、
私たちには行政訴訟する資格がないと主張しました。
しかし裁判所は、被告である市の主張を認めず、裁判審理に入って行ったのです。

私たち原告は、訴訟を起こした理由として、数多くの項目を挙げました。
それに対し、今度は裁判に補助参加したM社の弁護士(A社の弁護士でもある)が、
「行政裁判で住民が訴える理由は制限される。幾つかの理由は成り立たない」と主張しました。
それで、理由の絞り込みを行うために、今回の中間判決となったのでした。

今回の中間判決では、相手側の主張が一部は受け入れられましたが、
一部は認められず、私たちの訴えている争点の審理を引き続き進めることになりました。

今回の中間判決の新聞記事を読んだ人の中には
「裁判に負けた」と感じた人もいるようですが、そういうことではありません。

元々門前払い覚悟であり、行政及び業者から実際にそのような扱いを受けてきました。
しかし今回の判決、現在私たちが指摘している問題・争点はそのほとんど残っており、
門前払いできるはずと思っていた市・業者の方がガックリときているのではないでしょうか?


また駒ヶ根の公害裁判で最高裁まで争って勝訴した地元住民の竹村さんは
「我々が主張している理由は範囲が広いから、被害の事に焦点を絞って主張した方が良い」
とアドバイスしてくれていました。
今回の中間判決により、その様な方向で審理が進められることになったにすぎません。

●以下中間判決の詳細です。


9月16日 長野地方裁判所にて 13:15~
公判第11回目 M社の一般廃棄物処理業許可取消訴訟
      「中間判決」の言い渡し
原告側 参加者 原告31名 一般2名 弁護士2名+1名  計36名
被告側 市の関係者いなかった様子、M社側は3名?

30度を超える暑い日でしたが、30名を越える傍聴者を数え傍聴席もほぼ一杯でした。
裁判官が読み上げた判決文は早口で、誰も全部書き留めることは出来ませんでした。
後で弁護士が中間判決文をもらって来て私たちに解説してくれるまでは、
その内容を理解することは出来ませんでした。
非常に不親切な印象を受けました。短い文章なのに、
ちょっと印刷して配るとか出来ない仕組みになっているのでしょうか?不思議です。
(せめてもう少し大きな声でゆっくりしゃべって欲しい・・・)

以下の3点が私たちは主張できないとされた点です。

 ★そもそも、市が許可する必要のない内容であったこと。
 ★業者の経済的基礎に問題があること。
 ★不誠実な行為をするおそれがあること。

では、残った争点は何か?ですが、以下の点です。

 ●周辺環境に悪影響を及ぼすかどうか。
 ●施設・設備が充分であるかどうか。
 ●業者にその処理業を行う十分な能力があるかどうか。


裁判所としては、直接何らかの影響があるかどうか(環境や生命・財産など)
ということ以外は主張することは出来ませんよ、ということのようです。

しかし、市の出した許可処分がきちんと法に則った処分かどうかということに関して、
直接関係がないからという理由で制限されるのは不当です。
私たちはそのことも関係があると考えているから、訴えているわけです。
ただ、この「中間判決」は今の段階で控訴することは出来ません。
最終的な判決が出た後、控訴して高裁で争われる場合には、改めて審議という可能性もあります。
なお以前から話題に出ていた「原告適格」の問題ですが、
今回はそのことについては触れられていません。

ということですので、私たちが主張できることは、
騒音・粉じん・臭い・大気汚染・水質汚濁、
その他申請書の不備、技術的なことなど、沢山あります。
今後はそういうことに絞って問題を追及していくことになります。


次回の公判期日は未定です。




スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。