FC2ブログ

スポンサーサイト 

カテゴリ:スポンサー広告

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

小倉地域と原告団 

カテゴリ:我々の思い

本件廃棄物処理施設の所在する安曇野市三郷小倉地区は、
安曇野の西側の山沿いに位置し、扇状地の最上部に当たり、
海抜約690mの西高東低の地形のため日照時間が長く、
一日の寒暖差の大きい気候と、小石が多数混じった「石ま」と
よばれるこの地特有の土壌は水はけが極めてよく、
果樹栽培の適地である北アルプス山麓地域の中でも、
最も品質の高い作物を産出する地域として、古くから知られてきた。

昭和46年に中信平土地改良事業左岸幹線水路が完成し、
灌漑設備が整備された後は更に生産量も上がり、
昭和59年には安曇野りんごは日本農業賞天皇杯という最高の栄誉を獲得し、
以来、質量ともに全国有数のりんご産地となっている。

また、雨が少なく湿気の少ない条件がトマトの栽培にも非常に適しており、
安曇平・松本平の加工トマト生産量は全国シェアの実に25%以上を占めている。
この地域の多くの住民は、誇りを持って農業に従事しており、
希望を持った若い農業後継者も多く、さらに都市部からの新規就農者も
年を重ねるごとに確実に増え、定着してきている。

また、安曇野は質量ともに優れた農産物の生産地としてだけでなく、
水と空気のきれいな田園都市としても、全国に知られている。
北アルプスの大自然や天然温泉、それに連なる美味しい農産物の
生産拠点としての実績を核とした観光施設・農村体験型民宿などが
多くの観光客を受け入れており、生活住民のみならず、
ここを訪れる都市生活者たちにとっても心身の涵養の場として
不可欠な存在となっている。
5年前にオープンした国営アルプスあづみの公園も、
そのような地域の特性を活かして完成した観光拠点であるが、
この地域はその南玄関口に位置している。

このような素晴らしい自然環境に恵まれた地域において、
住民は古来より農業を基盤とした生活を守り続けることによって、
この環境を保全してきたのであるが、果樹園地帯の中に出現した
廃棄物処理施設の操業によって、近隣住民が粉塵や騒音に
悩まされるようになり、洗濯物や布団が干せない、
夏でも戸を開けられないなど、日常生活に支障をきたしている。

また、扇状地の最上部にあるこの地で地下水汚染などが起これば、
下流域の堀金地区周辺の水田、穂高のワサビ田も影響を受ける可能性があり、
水と空気のきれいな田園都市安曇野全体のイメージの崩壊につながる恐れがある。

高品質の農産物の生産には、きれいな水と空気が必要不可決であり、
環境負荷の高い施設や事業者の独断的な行動を見過ごすことは、
この地域の多くの住民が従事する農業において死活問題である。

原告に名を連ねるものは、この地域で農業を営むものだけでなく、
観光産業に関わるもの、子育てをしている若い世代など、
先祖伝来の農地・山林を守り抜いてきた地元住民とこの地域に
惹かれてここで生活を始めた移住者たちなど、
この地域を愛してやまない気持ちを持った住民たちである。

またゴミ処理施設がある小倉地域だけでなく、
原告団には堀金、穂高、明科、豊科在住の方たちが名を連ね、
この問題が一地域のことで終わるものではなく、
事の重大さを知らされるにつけ、施設稼動反対の活動の輪は
安曇野全域に広がっている。

スポンサーサイト

この記事へのコメント

コメントをお寄せ下さい

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://azumino53.blog96.fc2.com/tb.php/4-0ba22549

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。